2023/06/28 21:19
子供の頃、川崎に父のお兄さんが住んでいて、よく遊びに来い来いと言うので、父と遊びに行ったものです。
川崎には、競馬場や球場があり、昼間は、何もやってない時期は、普通に入れたものです。競馬場は、芝生が綺麗で、アメリカにでも来たのか？と見紛うばかりでした。
川崎球場は、よく大洋ホエールズの試合を見に連れて行ってもらいました。テレビでは、巨人戦が当たり前の昭和40年代半ばから後半の時代でしたので、当然、巨人ファンでしたが、川崎球場で、生のプロ野球を見てから、大洋ホエールズファンになり、グリーンとオレンジのキャップを買ってもらい、被っていたものでした。
ある時、昼間に川崎球場に、父と行ったところ、ガラガラで誰もいなく、すんなり入れたのです。
一塁側ベンチ奥からグラウンドに出て、少し眺め、バッターボックス付近を歩いて、反対側の三塁ベンチに行き、ベンチに座りながら、グラウンドを眺めてました。
すると、グラウンドから、ユニフォームを着た大男がベンチに入って来ました。
「何で子供がいるんや⁉️」
そう言った大男は、ロッテのユニフォームを着た金ヤン（金田正一氏）でした。そう、川崎球場は、当時、ロッテの本拠地でもあったのです。
詳しいやり取りは忘れましたが、金ヤンは、急に、通路の方へ歩き出し、「ションベンはどこだぁ〜？」と、大声で歩きながら言い、行ってしまいました。
金ヤンが行ってしまっても、ベンチに座っていると、今度は、黒人の太った巨漢が、私の隣に、ド〜ンと座りました。ベンチが揺れる程です。額から流れる汗が凄く、体臭がキツく、「アルトマンだな」と思いましたが、兄か弟かはわかりませんでした。
兎に角、体臭が物凄くて、その場にいられないものだったので、私は、金ヤンが歩いて行った通路へ向かって歩いて行くと、金ヤンと父が話していて、子供を探している旨を伝えたようでしたが、すぐに会えたので、ホッとした様子でした。
川崎球場では、こんな思い出があり、大洋ホエールズのファンになり、ロッテの金ヤンやアルトマンにも会えたと言う思い出がありましたね。
当時の大洋ホエールズの選手では、中塚選手や長崎選手、松原選手、平松投手が好きでしたね。シピン選手は、ちょっと、暴れん方のようで、怖い印象がありましたね。巨人に移ってからのシピン選手は、紳士的っぽかったですがね。
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