2025/08/15 12:29

BCLブームは、70年代に到来した。

私が知ったのは、漫画『釣りキチ三平』の中だったと思う。漫画家・矢口高雄先生が、ちょっとだけ、BCLやハムについて触れていたのを見たのが、きっかけだった。


小学5年生くらいから、始める人も多かった。

当時、海外短波の放送を受信して、受信報告書を送り、ベリカードを集めるのも流行った。

小学生は、短波ラジオ機器が高額なので、お年玉やお小遣いを貯めて買うか、新聞配達などのバイトをして買う人が多かった。


超有名なラジオ機器は、☟ソニーのスカイセンサーや、ナショナルのクーガだった。


☝️昔のBCL機器スカイセンサーとクーガ


この機器一台を操り、海外放送を受信して、ベリカードを蒐集する小学生になりたかったが、高額のため、親の理解も得られず、断念した記憶がある。


もう、その時期を過ぎ、すっかり忘れていた記憶が蘇り、良い年齢にもなり、今なら、開始出来るなと気が付いた。


そう言う、断念した少年時代への復讐みたいなものがあり、ここ最近のBCL事情を探ってみると…まだ、減少こそすれ、BCLは生きていた。


この機会に、BCLを齧ってみようと言う方に、オススメなのが、☟こちらの一冊です。



付録の海外放送のCDは付いていませんが、古いスカイセンサーやクーガの買い取り方や、受信に関する内容など、盛りだくさんです。

この機会に、是非、この一冊を、熟読されて、どう感じるかを確かめて欲しいと思います。

諦めた昔が、まだ遠いか、近くに感じるかだけでも、知る価値はありますね。